診療案内

診療対象動物

  • ワンちゃん

  • ネコちゃん

診療項目一覧

  • 一般内科・外科

    下痢や嘔吐、風邪、皮膚の痒みなど日常でよく見られる疾患から、腫瘍、感染症、免疫疾患などの複雑な病気まで、ヒトと同様にワンちゃん・ネコちゃんも様々な病気にかかることがあります。当院では、一般的な内科診療から、手術が必要な外科診療まで、幅広く対応しています。
    高齢であることや、病気によっては難易度の高いとされる麻酔についても、より安全で負担が少ないように、その子に応じたオーダーメイドのバランス麻酔を実践しています。
    治療を始める前に、今の病状、治療の内容、予測される結果やデメリットなどもしっかりと説明(インフォームドコンセント)いたします。その上で、飼い主様と獣医師の二人三脚で、治療の方針を立てさせていただきます。特殊な設備や高度医療の必要な場合は、大学病院等の専門機関をご紹介させていただく場合もございます。

    内視鏡による消化管検査、異物の摘出も対応します

    当院では消化器内視鏡を用いた検査、治療を行っています。
    原因不明の嘔吐、下痢の精査、消化管の組織診断、おもちゃなどの異物の摘出などを非侵襲的に実施することが可能です。

    • 循環器内科

      循環器疾患は、弁膜症・心筋症・不整脈・先天性奇形・高血圧など多様であり、専門的な診断・評価が欠かせません。外見からは気がつかない病気が多いため、異変が認められる頃にはすでに病気が進行している状態であることも少なくありません。
      病状に合わせた治療によって、ワンちゃん・ネコちゃんの余命や生活の質を大きく改善することができます。
      当院は心臓超音波検査を得意としており、他院からの紹介やセカンドオピニオンの依頼も受け付けしております。

      循環器内科
    • 腎・泌尿器科

      当院では、慢性腎臓病・尿路結石・尿路感染症・泌尿器腫瘍などの腎臓や泌尿器の疾患に関してより専門的に診療を行っております。尿量が多い、飲水量が多い、元気食欲がない、トイレに何度も行く、尿が出ない、尿が赤いなどの症状がある場合は、当院までご相談ください。
      特にネコちゃんは、腎臓や尿路の病気になりやすいといわれています。そのため日頃の泌尿器ケアは、ネコちゃんの健康維持や⻑生きにつながります。毎日の食事管理と併せて、病院でも定期的な検査を行いましょう。

      腎・泌尿器科
    • 健康診断

      ワンちゃん・ネコちゃんは自分で体調不良を飼い主様に言葉で伝えることができません。そのため病気の発見は遅くなりやすく、治療が手遅れになることも少なくありません。
      当院では、病気の早期発見、早期治療をおすすめしています。
      また、健康な時のデータは病気になった時にとても重要です。
      健康診断を受けていただきやすいように健康診断セットをご用意させていただいています。
      詳しくはお問い合わせください。

      健康診断
    • ワクチン・予防医療

      ワクチン接種で大切なご家族の健康を守りましょう。ワクチンには病気に対する抵抗力(免疫力)をつける効果があるので、年に1回のワクチン接種をおすすめしております。なるべく不必要なワクチン接種を避けたいという飼い主様に対しては、抗体価の測定もご希望に応じて行なっております。
      また、フィラリア・ノミ・マダニもお外に出るワンちゃん・ネコちゃんにとっては非常に脅威です。これらについても予防することで極めて高い確率で感染を防ぐことが可能です。

      ワクチン・予防医療
    • 歯科

      3歳以上のワンちゃん・ネコちゃんの80%以上が⻭周病になるとも言われています。ヒトと同じように、健康な⻭の状態を保つことが⻑生きの秘訣です。定期的な⻭磨きをおすすめしていますが、そのほかにも口腔内ケアの方法を指導いたします。また、中高齢になって⻭石沈着・口臭・⻭肉炎が気になるご家族には全身麻酔下でのスケーリングをおすすめしています。
      重度の場合は抜⻭が必要なこともあります。超音波スケーラーを使用して⻭石を除去すると、見違える程きれいな⻭になり、口臭も気にならなくなります。当院では、大切なご家族の⻭を守るために質の高い医療設備を整えております。また、ネコちゃんの難治性口内炎に対する抜歯にも対応しております。

      歯科ユニット
    • 眼科

      ワンちゃん・ネコちゃんも白内障、緑内障、ドライアイや角膜潰瘍といったヒトと同じような眼の病気にかかります。
      眼の病気になると眼の赤み、しょぼつき、目やになどの症状が出やすいです。また、眼の症状が高血圧や感染症、悪性腫瘍などの全身の重篤な疾患と関連することも少なくありません。
      自覚症状を伝えられず、病気の治療が遅れると最悪の場合は失明してしまう可能性もありますので、違和感を覚えた段階でご相談ください。
      また、当院では、適切な治療を行うため、質の高い医療設備を整えております。

      眼科器具
    • 呼吸器科

      「息が荒い」「咳が出る」「くしゃみ、鼻水」「鼻血」「運動量低下」などの症状があれば、呼吸器に病気があるかもしれません。
      飼い主様が気づかないうちに症状が進行し、重度の場合は命に直結することもあります。
      呼吸器疾患は、加齢や循環器疾患とも混同することがあるため、全身状態を迅速に把握し、速やかに症状を和らげていくように治療を行います。当院ではICUをご用意しており、緊急性の高い場合は酸素吸入治療も実施可能です。もし体調に異変を感じたら早めにご相談ください。

    • 皮膚科

      「身体、耳を痒がる」「かさぶたやフケが多い」「皮膚が赤い」「脱毛が見られる」等の症状は、皮膚病が原因である可能性があります。
      アトピー性皮膚炎や食事アレルギー、感染症、免疫疾患などワンちゃん・ネコちゃんの皮膚はさまざまなトラブルが発生します。
      また、クッシング症候群や甲状腺機能低下症などのホルモン疾患と関連することもあります。
      当院では皮膚検査を行って原因を特定し、それに見合った内服治療、外用療法、シャンプー療法、食事療法などのご提案をさせていただきます。なかなか治癒しない皮膚病に関しては全身検査を実施し、皮膚のバリア機能が低下する何らかの病気がないかどうかの検査もご相談させていただきます。

    • 内分泌内科

      「水をよく飲む」「脱毛が増えた」「元気がない」「お腹が張っている」「食欲があるのにも関わらず痩せる」など、臨床症状は多岐に渡ります。嘔吐や下痢、血便など他の病気でもよくある症状が実はホルモンの病気であることも少なくありません。
      糖尿病、甲状腺機能低下/亢進症、副腎皮質機能低下/亢進症などがあてはまります。全ての内分泌疾患は、適切なホルモン治療でQOL(生活の質)をあげることが可能です。また、当院では甲状腺ホルモン、コルチゾール値を院内で迅速に測定することが可能です。

    • 腫瘍科

      「元気がない」「食欲がない」「体重が減っている」「お腹が張ってきた」等、腫瘍の症状は多岐に渡ります。高齢だから仕方ないと思いがちですが、気づいた時には手遅れになることも少なくありません。
      皮膚にできる腫瘍は飼い主様も気づきやすいですが、肝臓・脾臓・肺・腎臓などの見えない臓器の腫瘍は進行してから診断されるケースが多いのが現実です。血液検査、レントゲン検査、超音波検査、細胞診検査を主体に診断を進め、治療法を検討していきます。

    • 産科・生殖器科

      当院では緊急的な帝王切開にもなるべく対応いたします。対応可能かどうか事前に電話でのご確認をお願いします。
      また、去勢手術、避妊手術を受けていない子は、オスでは精巣、前立腺などに関わるホルモン疾患、メスでは卵巣、子宮および乳腺などのホルモン関連疾患に高頻度で罹患します。去勢、避妊の有無、時期等をお伺いした後に症状に応じた検査を実施し、治療を進めます。

    • 整形外科

      整形外科は骨や関節を扱う分野です。歩行状態、姿勢の異常、散歩に対する意欲の低下などに症状がでることが多く、日常のふとした異常を見逃さないようにしましょう。
      ワンちゃん・ネコちゃんはどこが痛い、いつから痛い、どのように痛いと伝えてはくれません。当院では触診や歩様の観察を丁寧に行い、まずどこの部位が痛いのかを特定します。そしてX線検査をはじめとする各種検査を適切に行うことで正しく診断し、治療方法を検討していきます。整形外科的な手術を必要とする場合は専門病院をご紹介させていただく場合があります。

    • 神経内科

      フラフラする、立てない、てんかん発作、失神、麻痺、異常な行動、性格の変化などの症状が当てはまります。
      椎間板ヘルニア、脳炎、髄膜炎、前庭疾患、認知症、てんかん発作などの治療を行なっています。脳や脊髄神経の評価はCT、MRIなどの高度な医療設備が必要になることが多く、診断を専門病院に依頼させていただく場合もございます。